“指圧” “灸” “鍼” in daily life

病気のない世の中は人類共通の願いですが、
手放しでは喜べません。
税金によってカバーされている国民医療費は、
年々、右肩上がりに増えています。
個人の医療費負担も高齢化によって
増えてきています。
そんな中、
新しい医療の可能性として
『予防医療』
が注目されています。

ポスター

予防医療は段階によって
大きく3つに分けることができます。

「一次予防(病気にかからない)」
「二次予防(病気を重篤化させない)」
「三次予防(リハビリによる機能回復など)」
です。

「一次予防」
生活習慣の改善やストレスの在り方、健康教育、予防接種など、病気にかからないように施す処置や指導のこと。
「二次予防」
定期健診や人間ドックなどで病気のリスクを早期に発見し、早期治療に取り組む。
「三次予防」
専門的な治療で病気の進行や症状を抑え、リハビリで回復や再発防止を促し、QOLの維持をはかる。

鍼

すべての病気が予防できるわけではありませんが、血管障害といった原因になることが多い生活習慣病に対し、この予防医療は非常に大きな効果を持ちます。
また、単純にそれらの病気のリスクを抑えるだけでなく、食生活や睡眠や運動、ストレスの在り方などの生活習慣や生活環境を見直すことで、長生きもより健康的に過ごせます。

病気によっては重篤化すると健康体に戻ることが難しく、長期にわたって個人のQOLを低下させてしまいます。
病気を患ったあとも、自分自身の生活を取り戻したり、後遺症のリスクを減らしたり、社会に復帰したり、QOLを高めることを目的としたリハビリテーションやセルフケアなどを行います。

Quality of Life

QOLとは
クオリティ・オブ・ライフ(Quality of Life)
の略称で、
「生活の質」や「人生の質」
という意味です。
QOLは、
生活や人生が豊かである
ということの指標となる概念ですが、
ここでいう豊かさとは
物質的なもののみならず、
生きがいや自己実現など
精神的な満足度が重要視されます。

生きる上で大切なことは、
ただ単に生きることよりも、
よりよく生きることです。
『より多く』よりも『より良く』
という価値観です。
先進国である日本では多くの人々は
「物質的な豊かさに満たされた生活」
を送れているかと思いますが、共に
「毎日が充実し、心身が満たされた生活」
を送れているでしょうか?

QOLの維持向上に貢献すべく、
暮らしの中に
“指圧” “灸” “鍼”
がより身近なものとして後世に残り、
更には世代や地域を越えて
世界中に広まればと想っています。
1人の
あん摩マッサージ指圧師・きゅう師・はり師
として、少しでも多くの方々に
じっくりと“指圧” “灸” “鍼”を体験し、
良きもの
として感じていただきます。

GREEN ROOMでは
“指圧” “お灸” “鍼”を通し、
心と身体の健康を守るための
予防医療を提供いたします。

ランプ

大切にすべき生きる喜びや愉しさ、
そして沢山の豊かさが存在している、
何よりも身近な場所は、
日常です。

病は気から
気は病から

日常そのものを大きく変えることは
できないかもしれません。
しかし、
日常の「感じ方」を変えることは
きっとできると信じています。